新下駄配列をできるだけさぼって覚えたい
13日間新下駄配列マスターコースを使って習得するのが一番の王道でしょうけど、その前に、五十音もろくにタイピングできていないという不都合な真実を思い出しました。
五十音、何回もやってみました。そこで気づいたのですが、は行とば行とぱ行、非常に紛らわしいです。ここだけ切り取って、重点的に攻めてみましょう。
そういえば、初めてタイピングを始めた頃は、アルファベットのタイムアタックをよくやっていたものでした。ゲーム感覚としてとても楽しんでいましたね。
一応、未練がましく親指シフトの用意だけはできるようにしているんですよね。打ち始めると、痛くて続かないという。
親指シフトを使いたい、という夢の引き受け手は、新下駄配列だろうと信じているんですよね。
さてそこで問題。書く手法を変えることが大事なイシュー足りえるか。
思考速度でのタイピングが魅力的足りえるのは、伝えたい内容がある場合だ。
タイムラグによって、書かれるべき内容が削ぎ落とされているとの体内感覚から出発するのでない限り早いことに合理的なメリットはない。
新下駄配列を忘れても指がどれくらい覚えているか
新下駄配列、サボってました。
あまりにも上達しないので、いったん忘れてやり直そうというとんでもない考えで試しに休養していました。(ちょっと上方に記憶を修正中)
結論をいうと、いい具合に覚えていました。
一応、表を見なくても(時間はかかるが)打つことは出来ました。但し、苦手だった部分はすっかり抜け落ちていました。
覚え直す必要はありますが、以前練習したテキストを使えば問題なく修復しそうです。
薬指と中指をあべこべに覚えているのは、以前がそうだったからでしょう。
定着させてはいけない記憶は、きっちり消えているようです。
拗音は、完全にすっぽりと、跡形なく忘れていたので、これは左脳で意識して打っていたのでしょう。
再度表をみたら思い出しましたが、この部分は無意識に打てるようになるとはとても思えません。
となると、思考の一部をずっとキーボードに使いながら文章を考え、タイピングすることになるでしょう。
些細な違いですが、完全に自由自在にタイピングするためのハードルとしては、個人差がありそうです。
記憶が安定しなかった一番の理由は、練習量が足りなかったからではないか?とは思う。
でも、本来僕が目指すのは、指がしゃべる感覚を味わうことです。親指シフトに代わる、最も日本語を打つのに最適なタイピングを目指すことです。
親指シフトは、日本語をローマ字に変換する手間を無くすことで快適さを得ています。
新下駄配列では、拗音の配置を思い出す手間が増えています。これでは快適さで勝負が出来ません。
覚え直しの過程で、何か有効な手段を思いつくかもしれませんが。
タイピングが遅くなった
ずっと新下駄配列でタイピングをしていたら、ローマ字入力が遅くなって今現在は両方同じくらいのスピードになっています。
鈍っただけですので、また練習すれば元に戻るでしょう。
それと比べて、新下駄配列のほうは今の程度で納得しているので、今以上の練習をしよう、という熱がちょっと引いています。
というのも、そもそも早く打つことが目的ではなくタイピングの負担を減らすことが目的でしたので、ストレスなく打てて効率のいい入力方法をマスターしたならそれ以上の負荷はやり過ぎなんですよね。
ときどき思い出して、親指シフトの練習もしてみるのですが、どうしても手の状態からいって「っ」とか「わ」「む」辺りが痛い。
親指シフトは楽器の演奏に似ているという人もいるように、本当に自由に手を動かせるなら選んでも問題はないかもしれませんが、僕の場合は親指をガンガン使うのは難しく、もっとキーボードの中央を活かす配列でないとどうにも不自由してしまう。
負担といえば、もし、指にケガなどをしていたとしたらとても新下駄配列は勧められないかもしれない。手の負担はない代わりに、まんべんなく指を使うからです。
ローマ字入力なら、指一本で打つこともできますが、新下駄配列は指の動きで覚えるので指が変わるととたんに打てなくなります。
もう少し上達すると状況が変わるかもしれませんが、とりあえずそんな感じです。
タイピングはマルチタスクか
先日、知人と話しながらPCを触っていて、ふと気づいたのですがしゃべりながらタイピングってのがなぜか出来なかった。
検索をするだけだから文章を考える必要はなかった。会話自体の脳の負荷は弱かったはずなのに、同時に別の単語の指の動きをイメージすることが出来なかった。
会話のワードからの連想なので単語のイメージはできてます。その状況でタイピングするための指示を指に送ることが出来なかった。
仕方なく、新下駄配列で入力していたのを解除してローマ字で入力してその場はやりすごしました。
後から、なぜローマ字で出来て新下駄配列で出来なかったのかを考えました。
習熟の度合いの差だというのもありますが、根本的にタイピングという作業がどの動作をしてどの動作をしないかを瞬時に判断して切り替えていく、マルチタスクではないかと考えました。
マルチタスクゲーム Multitask 2:フラシュ - 無料フラッシュゲーム
そこで、マルチタスクゲームで実際のマルチタスク能力を点数で測定してみました。
53点ほど出ました。ドーパミンがドバドバ出る感じです。
50点以上出ると次のステージが表れるので、能力的に平均はあるようです。
それで問題が出るのは、やっぱり習熟度が低いからでしょう。
冒頭の、しゃべりながらタイピングをするような、思わず手許が止まってしまうような負荷をかける練習法って何か無いでしょうか。そうするとアウトプットするうえで会話で手が遊ぶってことがなくなるんですけど。
タイピングとチャットの違い
タイピングを習得する上で、頭のリソースを配分することを視野に入れる。
タイピングの練習でソフトを利用すると、集中して取り組むことができます。
問題文を「読む」ことと、「書く」ことに集中するだけでいいのです。
ところが、チャットの場合は「読む」「書く」の他に「考える」ことにリソースを使う必要があります。
チャットの早さを養うには、打つのと平行して考えることを求められます。
これは、タイピングソフトでは身につかない。
手許に集中しないでタイピングすることを求められるということ。
この、「考えるリソースを確保するために、配置を思い出すのに思考力を使わない」のを徹底するには、意識してチャットのようなリアルタイムで打ち込むことに慣れないといけません。
それができで、初めて思考するスピードでタイピングをすることが可能になります。
日本語入力用キー配列とそこに至る物語
物語を作るコツは、読みたいと思わせる書き方のようです。いわゆる起承転結なのです。
初めてキー配列を覚えるのは、今ならローマ字入力でしょうか。キーボードに何種類か刻印された文字を素直に覚えようとするとカナ入力になるという罠。
そこから、違う配列を覚えるには何がきっかけになるでしょう?
僕が最初に覚えたのはかな配列です。覚え始めた頃に躓いたのは、「う」の位置が指の負担になること、アルファベットを覚えてないこと。
この2点を解消するために、ローマ字入力に切り替えました。
ただその後がいけなかった。
習熟するために選んだタイピングゲームが、まさかレビューで最低評価を受けているものだったとは。
そこそこの上達しかできなかったのはそれだけが原因でないでしょうが、コンプレックスとして、タイピングの速度を意識するようになりました。
不自由なく使えるが、自在に操れるというには不十分というレベル。
どこかで挽回したいと思うのも自然です。
そういった不満をかかえていて、出会ったのが「親指シフト」の記事です。
有名人がその利便性を熱く語っているのをみて、これをどうにかして自分のものにできないか。
そうして配列難民への道を歩き始めたのでした。
ゴールは簡単で、ローマ字入力のスピードを落とさずに違う配列でローマ字より圧倒的に早い入力を実現させること。
つぶしの効くローマ字入力は失くしたくないから維持しつつ、隠し技として習得しておく感覚です。
ただ、実際に探してみると習得方法が整理されていない。
という立派なテキストがあるのでその文章を打つ。あるいは
こういうソフトで練習する方法は探してみるとあるんですよね。
その過程で、違う入力配列もあると気付きます。
通常は、より周辺環境が充実している配列である親指シフトが選ばれるのですが、僕の場合は親指を使うという制約が致命的な負担になったので断念するしかなかった。
Bookmarks - How To Become A Typer
上リンクのような配列一覧にを見つける前に
で膨大な量のキー配列を見て、どうにも選びかねた時に人はどういう基準で配列を選ぶのか。
まずは導入が簡単であること。エミュレータがあるといい。
次に練習が簡単であること。練習文を一から考えるのはたいへんです。
最後に、労力に見合うメリットが見込めること。少なくともローマ字入力より早くないと意味がない。
この3点をクリアしているのは新下駄配列でしょう。
から使うといいし、
練習文は
13日間新下駄配列マスターコース 第1日(スロースタート)|お泊まり恋愛詩
をクリアするといやでも身につきます。
メリットは、
新下駄配列で3時間新下駄配列速習教材をタイピング ‐ ニコニコ動画:GINZA
のように拗音を素早く打てるようになることです。
ただ、物語としては素早く打てることがゴールではない。
最初にキー配列を探した理由はなんだったのか?
熱意をもって語っていた人がいたからでしょう?
それなら、自分も同じようにそこから見える景色を語ることで、物語が完結するのではないか。
といった理由でブログを書くのはありだと思う。
新下駄配列と速記のインツクキ法
早く文章を書きたいと思ったら、手書きとパソコンではどちらが効果的か。
想像力を刺激するのは手書きですが、慣れてしまえパソコンの方が手軽ですね。
パソコンだから日記を書いている人もいます。僕もその一人です。
早く書きたいのなら、きちんとタッチタイピングを習得する。それで満足しない場合はローマ字入力とは違う入力配列を試すのも手です。
ただ、9割弱のローマ字入力ユーザーと1割のかな入力ユーザーの狭間の配列から、自身にとって効率のいい配列を探すには何か手がかりが欲しいところです。
そこで、同じように早さに特化している速記に注目してみます。
速記には、インツクキ法と呼ばれる省略法があります。
漢字の音読みには法則があり、それは二文字目が「い、ん、つ(ち)、く、き、ゃ、ゅ、ょ、う(ー)」で終わるというものです。
それらの省略法をまとめたものを、その頭文字からインツクキ法と呼びます。
それをタイピングにあてはまるなら、かな入力では最上段の「う」が押しにくく、NICOLA配列では外側に配置されていているのが気になるところ。
ところが新下駄配列の場合は、それらが中央に寄せてあって安定して打つことができるという特徴があります。
そういう視点から選んでみるのもいいかな?